フッ化物洗口を全小学校に導入 大府、虫歯予防効果を実感
2007年5月31日
大府市は本年度から市内全小学校で、虫歯予防のため、週一回のフッ化物洗口を希望する一年生を対象に導入する。
これまでは共和西小一校で実施していたが、同校児童の虫歯が極端に少なく、効果が高いとみて範囲を拡大した。
今後は毎年、対象学年を広げていく。
フッ化物洗口の主成分はフッ化ナトリウム。薄い水溶液でうがいすることで、歯のエナメル質を溶けにくくしたり、溶け始
めたエナメル質を補強する働きがある。
共和西小では二〇〇二年度、当時の二年生を対象にフッ化物洗口をスタート。週一回、濃度0・045%のフッ化物洗口
剤を口に含み、一分間のうがいをするようになった。
年々、対象学年を増やし、現在は毎週水曜日に全学年で実施している。
市の昨年度の調査で、二年生から洗口を続けてきた共和西小の六年生は一人当たり虫歯本数は〇・一七本だったのに
対し、市内の他小学校の六年生は一・一六本。虫歯がある児童の割合も共和西小が一割程度だったのに対し、他小学
校は三割強と大きな差があった。
このため、高い虫歯予防効果があるフッ化物洗口を昨年度、市内全保育園で希望園児を対象にスタート。本年度は小学
校一年生まで対象を広げた。
三十日は共和西小のフッ化物洗口日。一年生五十人が、持参したカップに洗口液を担任教諭から入れてもらい、三十秒間、
口に含んだ。児童は「苦い」と感想を話していた。口に含む時間は少しずつ延ばし、二カ月後には一分間にする。
(松本芳孝)
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